涙活

最近、ちゃんと泣いていますか?

女性ならわかってもらえるのではないかと思いますが、時々無性に「今日は泣ける話を見たいな」といった気分になりませんか?

「面白いものを見たい」という気持ちならともかく、どうして「泣きたい」とわざわざ自分のストレスになるようなことをしたがるのか考えてみれば不思議です。

ですがこうした気持ちの欲求にはきちんと根拠があり、人は「泣く」という行動をすることによりストレスを解消することができるとされているのです。

こうした自分から泣きに行く行動のことを「涙活」といい、日ごろ忙しい生活をしている人にとってとても効果的なストレス解消法です。

涙活は女性ばかりでなく男性にも有効なのですが、日本においてはどうしても「男は泣くものじゃない」という意識が強く残っているのでなかなか女性よりも素直に涙活はしづらいようです。

なぜ泣くことがストレス解消になるのか

なぜ泣くことがストレス解消になるかというと、目の中のごみを出すといった生理現象以外で流す涙というのは、怒りにしろ悲しみにしろ非常に感情が高ぶったことにより引き起こされます。

この感情の高ぶりというのは大脳を強く刺激するため、それが人の自律神経のうち副交感神経を優位にしてくれます。

副交感神経はリラックスをするときに優位に働くものなので、泣くことにより興奮状態をおさえ気持ちをゆるやかにすることができます。

大泣きをしたあとなんだかすっきりした気分になるのもこの働きのためで、子供に対して「泣いたカラスがもう笑った」と言うのも人の体の仕組みを考えればしごく当たり前の気分の動きと言えます。

また感動によって涙が流れると、人の気持ちに幸福感を与えてくれる「セロトニン」も多く分泌されることがわかっており、これが泣くことによる快感につながります。

もしストレスがたまっていると感じたら、大好きな感動作を少し暗い場所で集中してみるというのがおすすめです。