老化の促進

ストレスが老け顔を作り出す理由とは

十数年ぶりに同級会に出席してみると、当時はとてもハンサムだった男性や大人気だった女性がびっくりするほど老けてしまっていたなんていうこともあります。

同じ10年という歳月であっても、その間どんな生活をしてきたかによりその人の見た目年齢というのは大きく変わってしまいます。

いわゆる「老け顔」を作り出す要素とは、シワ・シミ・たるみといった顔の部分に起こる変化です。

他にも白髪や首の横ジワ、手の甲に浮き出る血管といったものも加齢現象として代表的です。

またどこがどうというわけではないもののなんとなく言動が年寄り臭いというような雰囲気的な「老け」の要素もあります。

人が老いるメカニズムというのは長年世界中で研究が進められてきていることですが、実際のところ完全にそのしくみは解明されているわけではありません。

ただ多くの人が中年期に差し掛かるあたりから「それまでできていたことができなくなった」ということから自分の老いを実感するようになります。

外見にしても体力にしても、若い時期には当たり前に行われていた新陳代謝が行われなくなってしまったことが老いの原因です。

新陳代謝のスピードが緩くなるとみずみずしい肌質が損なわれてしまい、体を積極的に動かすためのエネルギーが不足してきます。

健康的な食生活や定期的な運動はそうした新陳代謝を促進するものなので、中年期以降に不摂生な生活をしている人ほど老化現象は起こりやすく、見た目にありありと変化が見られるようになってしまいます。

ストレスもそうした代謝機能の停滞を誘発するものなので、生活スタイルに加えて強いストレスのある生活を常に送っているとそれだけ老化が促進されていきます。

体内で起こる分泌物の変化にも注目

精神的ストレスは人の健康のあらゆる面に悪影響を与えます。

ストレスを受けたときの体内の変化を詳しくみていくと、強いストレスがあると体内ではその負担を解消するため「コルチゾール」という成分が分泌されることがわかります。

このコルチゾールはホルモンの一種なのですが、分泌されるときに体内のビタミンCを大量に消費するという性質を持っています。

しかしこのビタミンCは美容サプリメントにも多く使用されていることからわかるように、肌質をきれいにするために重要な役割をします。

つまりストレスを解消するためにコルチゾールが大量に分泌されてしまうと、それが肌質の悪化を招き「老け顔」を作り出すことになってしまうのです。

ビタミンCは体内にある活性酸素という老化現象を促進する物質を減らす役割をしてくれますので、もし普段からストレスを強く感じているなら食品やサプリメントで積極的に摂取していくようにした方がいいかもしれません。

ストレスで無表情になるのは危険

人の顔のシワのことを「笑いジワ」と言うことがあるように顔に多くの表情を作っている人の方がシワができやすいイメージがありますが決してそんなことはありません。

実はストレスを過剰に感じるようになると人は表情が乏しくなる傾向があり、その無表情化が進むとますます顔の部分の老化が進むことになってしまうのです。

顔の表情を作るときには顔面部分の筋肉をたくさん動かすことになるので、無表情の状態が長く続くと顔の筋肉が弱くなっていってしまいそれがたるみの原因になってきます。

表情がなくなるということは感情も乏しくなっていくということなので、それが精神的な老化の原因になり人生に対して意欲的に取り組む気持ちのない消極性につながっていきます。

体質の変化が気持ちの老化を作り出すと同時に、気持ちの老化が体質の変化をもたらすこともあります。

まずは気持ちから若くあろうとすることも、一つの老化の対策と言えるでしょう。