口臭

ニオイに厳しい時代の大きな悩み

口臭は男女問わず中年期以降に深刻な悩みとなる症状です。

口臭といってもその原因はいくつかあり、加齢により口腔内に歯周病を発症してしまっている場合もあれば、胃など内臓部分に何らかの病巣を抱えていることもあります。

その人の健康状態をはかるための一つのバロメータにもなっているのが口臭ですので、単なるエチケットということではなく健康チェックのためにも普段から自分の口臭がどんな状態であるかということをチェックしておくようにしましょう。

口臭の面倒なところは最初は自分で自分の状態を把握することが難しいということです。

人の体の構造的に口と鼻は直結しているので、自分の口臭を客観的に臭気判別するというのはなかなか難しく普段無頓着に生活をしているときにそもそも自分の口臭がきついということにすら気づかないということもよくあります。

自分でできる口臭チェック方法としては「マスクをつける」ということがあります。

マスクを口と鼻まで大きく覆ってしまうと必然的に自分の吐いた息もそのまま鼻に入ることになりますので、すぐに口臭があるかどうかを判別することができます。

口臭の主な原因と対処方法

口臭といっても原因はさまざまであり、タイプによって取るべき対処法も変わってきます。

まず最も最近増えてきているのが口腔内そのものが原因となっている口臭です。

軽度なものとしては「ドライマウス」という口の中が過度に乾燥してしまうことによって起こる症状があります。

これこそまさにストレスによって引き起こされる短期的な症状で、緊張によって唾液の分泌が阻害されると口の中がカラカラになってきてしまうのでそれが菌の繁殖を促し強いニオイを作ります。

またこのドライマウスは他に「口呼吸を普段からしている」「甘いものを食べてしばらく時間が経過した」「煙草を吸った」といったときにも引き起こされます。

生活をしていて何となく口の中が乾く感じがするというときにはひどい口臭を伴っていることもよくあるので、あまり口を開いている時間が長くならないようにするとともに、細かく口臭チェックをしておくことをすすめます。

症状が少し進んでドライマウスから口腔内の疾患になってしまっていることも口臭原因となります。

口の中が乾燥したり汚れていたりする時間が長くなると、舌や歯茎に細菌がいつきそこから強いニオイを発することもあります。

扁桃腺に膿栓(ニオイ玉)とされるものが詰まっていることもあり、これがかなり強いニオイを口の中に残してしまいます。

こうした病状によるニオイは一時的なものとは異なる強烈なレベルになることが多いので、急激に口臭が強くなったというときには一度病院を受診してみた方がよいかもしれません。

口臭は病気のサインかもしれません

ないにこしたことがない口臭ではありますが、かといってニオイそのものをなかったことにするというのも正しい対処方法ではありません。

というのも口臭は重大な内臓の疾患を教えるサインであることもよくあるからです。

口臭の種類によりその人の病気を診断することができたりもしますので、最近口臭のニオイ方が変わってきたというときにはどのようになったかということを詳細にチェックしてみることが大切です。

中でも特に重大な疾病の疑いがあるのが「腐敗臭」や「ドブ・カビのようなニオイ」がする場合です。

何かが腐ったようなニオイが口臭になっている場合には、胃もしくは肝機能が著しく低下していることが考えられます。

他にも甘酸っぱいニオイがしたりするときには糖尿病が重度に進行しているおそれがありますので、ニオイが強い場合には早めに医師の診断を受けるようにしましょう。