白髪

ストレスと白髪の関係の本当のところ

ストレスと白髪の関係としてかなり有名に語られているのがマリーアントワネットの伝説です。

中世フランスの女王として世界的な美貌が賞賛されてきたマリーアントワネットですが、宮中から脱走を試みた夜に怒り狂った市民に囲まれた恐怖によって一夜にして白髪になってしまったという逸話は多くの場所で語られています。

しかしこの伝説自体は誇張された部分が多く、人はどのように強烈なストレスを受けたとしてもすでに生えている髪の毛がその日のうちに白くなってしまうということはありえません。

これは人の毛髪の細胞というのは髪の毛になった時点ですでに固定化しており、そのあとで変化が起こるということはないからです。

ただしストレスが毛髪に影響を与えるということ自体は間違いなく、ストレスを強く感じる状況にいるとそれから生えてくる髪の毛がどんどん白くなっていってしまうということはありえます。

ですので普通の長さの髪の毛の人が一時的にストレスを強烈に受けた場合、その2か月後くらいに完全に真っ白になってしまうということは考えられます。

白髪ができるメカニズム

まずそもそもとしてなぜ白髪ができるのかということから説明していきます。

日本人の場合ほとんどの人が黒色~濃茶色という濃い色の髪の毛をしています。

これは頭皮部分の奥にある髪の毛を作り出す細胞部分にメラニン色素が沈着することにより体外に出るまでに髪の毛の細胞が黒に近い色に染められてしまうからです。

逆に言えばこの髪の毛のもとになる細胞に色素が沈着しない状態ができてしまうと、色のない真っ白な髪の毛が出てきてしまいます。

白髪の出始める30~40代くらいのときにはよく途中まで黒い髪の毛や、途中から黒くなる白髪といったようなものが見られたりしますが、これも頭皮内の細胞で色素の沈着があったりなかったりすることによって起こる現象です。

通常は加齢により色素を沈着させる力が弱くなっていくことにより白髪が増えていくのですが、過度なストレスを受けた場合などは若くても髪の毛を作る細胞の力が弱くなり白髪のような老化現象が起こってきてしまいます。

特に若いうちから昼夜逆転の生活をしていた人や、不規則な生活環境にいた人というのは白髪が早くから発症することが多いようです。

白髪を増やさないためにも普段から頭皮ケアをしっかりするとともに、重度のストレスを避ける生活をしていくことが大切です。

白髪の状態はその人の血液の状態

白髪は男性にも女性にも深刻な問題ですが、実はその予防法についてはまだ研究が完全に進んでいるというわけではありません。

一度白髪になってしまった人はもう二度と治らないという意見がある一方で、生活習慣を変えることで復活させることができたという人もおり効果や方法はまちまちです。

一つ言えるのは髪の毛というのはその人の健康状態を示すものであり、体内の健康状態を保つことにより髪の毛をよみがえらせることができるということです

白髪対策として毛染めがよく行われますが、この毛染めは髪の毛に強いダメージを与えることもよくあり、継続的に行うことでより地毛の白髪化を進めてしまうということもあります。

地道なようですが、白髪予防のためには頭皮を清潔にしつつマッサージをしていくといったケアを継続的にしていき、食生活や生活習慣を正していくという「内側のケア」こそが最も有効な手段と言えます。